外側の現象を変えようとして悪戦苦闘していました。


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私にとって現実世界は、はじめとても過酷に感じられました。
いつもいつもそれを、なんとか変えようともがき続けていました。


仕事を変えてみたり、住むところを変えてみたり、
また、新しく習い事をしたり、旅にでてみたり・・・
自分探しといわれるようなあれこれを試していました。


それもまた、自分を知ったり、何かのスキルを身につけたりできるので、

けして無駄ではなかったのですが・・・
人生が一気に良くなったと実感するまでには、いたらなかったのです。


そこで、あるとき「自分の心の中」がどうなっているのか見てみようと思いつきました。
そこでみつけたものは、「自分の心の中にある被害者意識」です。
いつのまにか、知らず知らずに誰かや何かを加害者にして、

「自分は被害を受けた」と怒りを貯めていたのです。
これは、重大なエネルギー漏れでした。


「怒り」にとらわれている間、そこにたくさんのエネルギーをとられてしまっていました。
そして、その「怒り」の原因をさらにつきつめていくと、

そこにあったのは「漠然とした不安」だったのです。
何も生産的な事をしていないのに、

「怒り」や「不安」が自分を疲れさせていることに気が付いたのでした。

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